2017年08月

MDG’sではいままでの経済開発活動による環境汚染や破壊の中で進行した温暖化や生物多様性喪失に対して直接対応してはいませんでした。そこで気候変動枠組み条約や生物多様性条約を(1992~)締結して温暖化対策や生物多様性喪失対策を行ってきましたが、そもそもこの問題はいままでの経済原理開発活動から来ているのですからここを見直すことの必要性から地球サミット(国連環境開発会議)が開催された経緯があります。しかし環境保護と書かないで、環境開発としたことは過ちであったと思われます。環境を開発したことで環境問題が起こったのですから・・・つまりSDG’sはもともとRio+20(持続可能な開発会議)の本題としては適切ではありませんでした。

考え方として、今までの環境汚染や破壊を継続する経済活動(開発)をブラウン経済と呼び、これを解決できる新しい経済をグリーン経済と名づけ、新しい経済原理や指標を定めることが本来の目的であったはずでした。地球は有限です。資源も有限なのにブラウン経済は有限な環境の中で人口や経済規模を有限で定義しなかっただけでなく、有害な持続可能でない開発も認知しようとしませんでした。こうすると全ての開発が持続可能という建前になってしまいブラウン経済なのに持続可能ということになってしまいます。有害な開発ほど巨額の融資が行われるので環境や人や経済に害があるはずです。

結局、Rio+20ではこの本題(グリーン経済)を話し合う予定だったのに、時間がかかるからと言う安直な理由で取り止めてしまったのです。本題なのにです。話し合うことを開催すれば、その時に決まらなくとも近い未来にグリーン経済原理や経済指標を完成させることができたはずです。しかし、あれから5年が経ちますが、話し合いを開かなかったせいでグリーン経済原理も経済指標も各国の原案止まりで何も世界の国で共有できる具体的な内容は決まっておらず、言葉だけの存在になったままになってしまいました。ですからこの取り止めは非常に罪深いものになりました。何故なら従来の経済原理や指標がそのまま見直されないままブラウンな経済活動(開発)が継続されてしまっているからです。

こうして持続可能なグリーン経済の替わりにSDG’s(持続可能な開発目標)だけが定められ、気候変動や水生生物保護が目標に組み込まれましたが、その原因である有害開発と環境保護とが同居する矛盾した開発目標になってしまいました。

この問題を最も良く現しているのは大型水力発電ダム開発ですSDG’sの目標8 decent work and economic growthと目標9 industry, innovation and infrastructure はちょうどいい仕事と経済成長、工業化、技術革新とインフラ開発のために大型水力ダム開発を世界銀行や国際金融が支援しています。(ちなみに日本の国連での89は働きがいも経済成長もと成長と技術革新の基礎をつくろうでインフラ開発を示唆する訳です)しかしいままでの大型ダム開発で明らかになっていることは、遅きに失した感はありますが、昨年50メガワット以上のダムは非再生可能エネルギーと国連が認めたことで、さらにダム湖から炭酸ガスの25倍の温暖化効果のあるメタンガスが排出されていること、(SDG’sの目標13 climate actionに反しています)1970年以来、淡水魚種の70%が絶滅しており、大型ダムの影響が指摘されていること、(SDG’sの目標14 life below waterに反しています)ダム建設で強制的に移転させられた人々の所得が向上するどころか、むしろ農地を失い、漁業ができなくなって貧困が進行し、電力の恩恵も得られないということ、(SDG’sの目標1 no poverty7affordable and clean energyに反しています)最後に上流の国に建設したダムの悪影響が下流の国に及んでいても何の補償もなく、アラル海のように砂漠化が下流に予言されていてもダム湖からの経済発展と開発恩恵を優先してダム開発を強行する姿勢は現在も全く変わりありません。(つい最近の事例としてエチオピアのギベ3ダム稼動で下流ケニアのトルカナ湖が消滅すると言われています)つまりダム開発は利害調整を害があることがわかっていても上流と下流で国が異なるとできていないのです。そして、その原因の一つは未だにSDG’sの開発目標の中に大型ダム開発を推進する目標が受け継がれ、UNEP(ケニアに本部)でさえ地元のギベ3ダム建設を止めることができませんでした。こうした開発を未来に向かって繰り返すことは持続可能ではないことが明らかです。残念なことに全世界ではまだ3700もの建設中のものを含めてダム建設計画があるといいます。しかし現在の開発に対する考え方では、「最初に開発を!2番目に(環境)保全を!」です。この考え方を保持する限りは水力ダムを先ず建設しなければなりません!たとえそれが致命的な問題を抱えていて有害でも・・・つまり遠回りの様でも従来の経済開発原理経済指標を見直すことが温暖化や生物多様性喪失や貧困や紛争に対する最も効果的な解決方法であることがわかります。アフリカでは大型ダム建設で強制移転させられた人々が漁業や農業ができなくなり食料や水を国連の援助でいまも暮らし続けている例が一つではありません。実は他のエリアでも移転させられた人々の生活実態調査がほとんど行われておらず、以前より貧困になっている人の数が増えたと言われています。わかりやすく言うと格差が拡大したと言ったほうがいいのだと思います。もちろん移転させられた人々はほとんどがダム建設を望んではいませんでした。また近年中・南米ではダム建設に反対した環境リーダーたちがダムビルダーに殺害される痛ましい事件が多発しており、インドでは警察が平和的な反対運動をしていた人を射殺する事件が起こりました。どうしてこうまでして世銀や国際金融機関はダム建設を援助するのでしょうか?ダム開発によって誰かが利益を得て、GDPを大きくして経済成長したことになって、移転させられた人もそれ以外の人も所得が上がって豊かになる建前だった?はずでした。

川は生命を育む稀少な淡水資源です。

砂や微量養分を海へ送り干潟や砂浜を生成します。


農業や漁業に直結しています。


森と動植物と人の営みを育みます。


1970
年以来淡水魚種の70%が失われました。

ダムが原因と言われています。


炭酸ガスの25倍の温暖化効果を持つメタンガスを大量に排出しています。


昨年、国連でもやっと50メガワット以上のダムは非再生可能エネルギー

認可されました。

(ちなみに我が日本国でもあの八ッ場ダム中止政策が政権交代のきっかけでした。)
(そして八ッ場ダムが復活し始めた時、自民党も復活しました)

しかし国連の開発セクションではまだ建設に意欲的なことも事実です。ここ

数年途上国や新興国でダム建設でビルダーや警察による平和的なダム

建設反対運動をしていたリーダーたちが殺害される衝撃的な事件も多く起

こってきました。


フィリピンではプランテーション農業や資源開発においても同様な殺人事

件が起こっているそうです。そして事件はいまも起こり続けています。


アジア・中東・アフリカではADBからAIIBへダム開発や他のインフラ開発は

中国主導に切り替わってきましたが、急激な海外でのインフラ開発で自国

外貨を失ったことが中国政府がAIIBを設立したきっかけでした。これは

済・財政的には破綻を意味しています。
ダム・港湾・鉄道・道路・空港・・・

途上国へのこうしたインフラ開発は多額の資本が動くのでGDPを大きくし、

経済成長率を高められますが、このうち水力ダム開発は人々や動植物の

生存に直結する稀少な淡水資源に大きな影響を与える事業で
環境負荷

が大きい
だけでなく、貧困・格差・人権問題も引き起こしていているのに経

済成長や発展を大儀にして世界中でまだ建設が続いている事業で、いま

まで再生可能エネルギーとされていたので国連や世銀も支援してきた背

景がある中で中国はいまも世界一のダムビルダーなのです。
あの世界最

大の三峡ダムは長江の水を汚染して淡水魚の激減や飲料水の不足を促

進しただけでなく、日本国内の水源地取得にも影響があったと思われま

す。つまり、自国の水資源や漁業資源をだめにした後、外国でのダム建設

による自国経済成長と電力ゲット、さらにいなくなった淡水魚の代わりに中

国漁船団の海魚の乱獲が問題になっていますが、この流れはラオスやカ

ンボジアでもたとえメコン川の魚がいなくなっても経済成長のためにダム

は建設するという勢いがまだ」止まってはいません。それはアマゾン川や

アフリカのコンゴ川でも同じです。何故ダムが重要なのかこれでお分かり

いただけたと思います。しかし国連でさえ、まだ「最初に開発を!2番目に

(環境)保全を!」
と言うブラウンな考え方で、技術革新で環境問題が解

決できるとしていますが、ダム建設で生物が絶滅したり、アラル海のように

砂漠化してしまってからそれができたでしょうか?そして強制移転させられ

た人々は漁業や農業ができなくなって貧困化したり、アフリカでは強制移

転後、一つの小さな井戸と、援助物資でやっと暮らしているケースもありま

す。決して少数派ではありません。「まずは環境とその地域の持続可能な

暮らしの保全を!そしてその開発が有害と予想される時は素直に中止し、

別な安全な方法を考えましょう」
国連から開発に関する考え方をグリー

ン化することが必要です。そしてそれには世界のより多くの優良な環境団

体さんや人権団体さんの声を国連本部や事務総長に届けることが緊急的

にインパクトがあり、ブラウン経済をグリーン経済に変えることができる大

きな力になると信じます。

Wed, 07/05/2017 - 12:11pm

A woman addresses her fellow villagers at Mvuzi 3 - Inga.

by:Ange Asanzi/International Rivers

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水曜日に07/05/2017-1211pm

女性は彼女の仲間の村民とMvuzi 3に住んでいます

Ange Asanzi/インターナショナルリバーズ

 

「行き、それらに、私達インガーの女性が苦しんでいると言いなさい」

 

確信できる1つの事 :インガーの女性は自給自足である。彼女たちは、アボカド、オレンジ、バナナ、キャッサバ、ナット、および豆を育てる。彼女たちは、それらの病気を治す                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ために、薬のプラントを収穫する。ほとんど、彼女たちが消費するすべては、彼ら自身の土地から来ます。   

 

これらの女性は、収支を合わせるために熱心に働く;それらの夫は失業し、農業は収入のそれらの唯一のソースになった。それらはコンゴの政府により捨てられて、水、エネルギー、学校、病院、および道路を含む必須のサービスを切望していた。まだ、これらの女性は川と森林のため数十年の間残存することができた。

 

そして、それらの勤勉さは印象的であるけれども、それらは、彼女らのライフをより容易にする約束された電気と仕事を十年の間待っている。

 

これらの女性は、インガー滝の近く、コンゴ民主共和国のコンゴ川下流の急流の近くに住んでいる。1970年代と'80年代に、コンゴの政府は、川からパワーを利用するために、2つの大きいダム、インガー12を築いた。政府は、ダムが仕事と電気をダムの付近の村にもたらすことを約束した。40年後以上、どちらも実現しなかった。

 

「彼らは、仕事を、私達の夫と子供ではなく、はるか遠くから来た人々に与える」と、女性は言う。母は、それらの子供を学校に遣るために、たくさんのお金を使うけれども、子供は、ついには彼らの母親をその場所で喜ばすことになります。

 

電気アクセスはその上とらえづらいと判明した。この日に、たとえそれらがインガー12ダムの20キロメートル半径に入っていても、KilengoLunduLubwaku、およびMvuzi 3の村は、電気を全然持っていない。何人かの女性はずっと電球をそれらの家に持って来ずにすべての生活を送っていた。彼女たちの家で調理するために薪と炭を使用すること、およびろうそくの明りを使用します。

 

村のどれも流水を持っていない。以前の労働者のキャンプキンシャサでは、現在、インガー12ダム建設で移転させられた人々と以前のプロジェクト労働者およびそれらの子供、女の子が一緒に住んでいます。今は10,000人を超える人々に水を配るために村に置かれた唯一の水栓からバケツ一杯を満たすために、何時間も列を作らなければならない。

 

これらの挑戦にもかかわらず、インガーの工夫に富んだ女性は自身のためのライフと生計を努力して得ました。しかし、今や、それらは新しい脅威に直面している。

 

インガー12は予想外に大きい失敗であったけれども、DRCはコンゴ川の新しいプロジェクトに目標を合わせた:グランドインガー(インガー3)。コンゴの政府は、世界の最も大きい提案された水力発電プラントを建てて川の可能性をまだ再び試し、利用することを計画する。まだ、インガーで人々を電力から迂回している間であるのに、プロジェクト〈インガー3〉の最初のフェーズは、パワーを数千キロメートル遠方に送ります。プロジェクトに対する私の組織の経済分析は、たぶんそれが、普通の人々を助けることと何もしない間にDRCが深い負債に突っ込むようになることを示すでしょう。

 

しかし、それは、普通の人々〈インガーの女性を含む〉をそれらの家から追い出すことを投げかけるかもしれません。2014年に、世界銀行は、もし築かれるならば、ダムが約10,000人の人々を移転させると見積もった--生計が川、土地、および森林に完全に依存する女性、人、および子供。

 

私達は、インガー3により影響されるすべての村というKilengoLunduMvuzi 3、およびキャンプキンシャサから、女性と出会った。それらは私達にインガーでライフが容易ではないと言ったけれども、少なくとも家族は果物を売って賃金を立てることができる。「ここには、私達は果樹を持っている。もし私達が他の場所に動くならば、私達はどこで私達の子供に果実を買わせるお金を得させることができるであろうか?」女性は言う。Mvuzi 3からNgimbi、別の女性は、麻痺したファミリーメンバーを世話することを説明した;もしそれらが再配置されたならば、彼女は、どのようにファミリーがこの人を感動させるかもしれないかしらと思った。

 

同じ挑戦に直面し、すべてが説明した女性:未来が保持するものについての無電気と不確実性。個々の女性は、話すために、物語を持っていた。「私達はどこに行くか?最低のここでは、私達は耕作し、私達の製品を売り、私達の子供を学校に遣るために、お金を使用できる。Kilengo出身の女性は言います。

 

もしそれらが再配置されるならば、彼女らに何が起こるかについて考えることは、私に苦痛を与える。このキャンプの人口は年を経て育った;50年以上の間、インガー1または2の影響に対する補償をある長い間時間居住者は待っています。彼女らは別の妨げに値していない。「インガー3ではなく、第一に、私達はインガー12から利点を得たい」と、女性は私に言った。

 

彼らの苦闘はエネルギーへのアクセスについてではないだけである--それらは、堕落し、不公平なシステムとも戦っている。それは彼女らを底辺に位置づけるシステムです:彼女らは、開発プロジェクトからのエネルギーやどんな他の利益を受け取るための最後にいます。なぜDRC政府は最大のエネルギープラントを作るためにその国の中で暗闇に住んでいる人々の生計が破壊されている間にエネルギーを数マイルも遠方に送るのでしょうか?

 

私は、開発が底から始まるはずであると信じる--「上にしたたりなさい」効果。多くのインフラストラクチャープロジェクトは人々が貧しく、脆弱な地方のエリアに存在する。そして、DRCは、資源にあふれているにもかかわらず世界の最も貧しい国のうちの1つである。歴史は、これらのプロジェクトが、影響されたコミュニティをオフでより悪いままにしておくことを証明し、貧乏のサイクルに閉じ込められる。もしインガーが最初にコンゴの女性彼ら子供たち学校行かせるために一生懸命に働く女性ためになることができるならばどうですか

 

人がインガーまたは東DRCKanyabayongaに住んでいるかどうかにかかわらずエネルギーアクセスは人権である。それは、私達が信じて、開発を私達の国民にもたらさないけれども、他のために私達の資源を絞り出し続けるシステムと戦う私達の権利でもある。

 

少数のエリートにパワーを提供するためにそれが、女性、子供、および人々の生活を捧げることが正しいか?または、私達は開発のこのモデルを考え直すべきであるか?インガー3にノーと言いましょう、そして KilengoLunduMvuzi 3、およびDRCに横たわる多くの他の村を照らすエネルギーに対してイェスと言いましょう。

私達の新しいリポートを読みなさい:「借金および闇において:開ける

DRCの提案されたインガー3ダムの経済学。」

 

Ange Asanziはインターナショナルリバーズのアフリカプログラム仲間である。DRCにおいて誕生し、彼女は現在プレトリア、南アフリカに住み、働く。




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